殴るか殴られるか

人との距離感が本当に難しいと感じる。私は土足だろうが靴をしっかり脱いでいようが踏み込んでこられるのがあまり好きではないので、逆に相手に対してもどこまで踏み込んでいいのか分からず踏み込み過ぎるかまったく関与しないかの両極端になってしまう。だから大切な人が落ち込んでいたりしてもどう声をかけていいのか分からず、多少はどうしたの話聞こうかなり言えるけど結局無関心な冷たい人間になってしまう。
人を傷つけたくないみたいな気持ちも、傷ついた相手を見るのが怖い/自分が悪者になるのが嫌だ/傷ついた人を見ると同情心が湧いてきてつらくなる、みたいな結局自分本位の気持ちだからどうしようもない。誰かが傷つくくらいなら自分が傷ついたほうがマシっていうのは、トラブルを最小限に抑えられるわたしのエゴイズム的発想なのかもしれない。