7.11

レインちゃんから電話しようと言われて電話。何気に初めての電話だった。お互いの近況など。レインちゃんの声、ずっと電話していたい声だなと思った。し、実際10時から電話を始めて終わったのが深夜1時なのだから長電話だった。遅くまでごめんね。
レインちゃんの弟が予想外の方向に変貌を遂げているのを見て、本当に予想外だったので申し訳ないくらい笑ってしまった。わたしの妹もただのギャルだし。わたしたち姉はあなたたちのことをとても心配してるしとても愛してるのよ!
昔話になって、深夜三時の開口がなくなってしまったことを知る。わたしたちが出会ったのがツイッターじゃなくて良かった。まだガラケーを使っていた時代。ランキングや拍手など。絶対に黒歴史だと思っているのに、ずっと消せずにいる自分のホームページ。わたしはなんだかんだあの空間に救われていた。

最後にあえて無責任なことを言うけれど、レインちゃんは大丈夫だよ。大丈夫。わたしの大好きな強い女の子。しっかり二本の足で立ってる。

イン東京

7月2日のこと。約1年ぶりにゆれるさんと。手紙が書きたくて前日にLOFTや伊東屋を見て回ったけどぜんぜんいい便箋に出会えず、どうしようと思っていたところで偶然立ち寄った下北沢のポストカード屋にいわさきちひろの便箋があったのでそれを買った。書き出しの文字が気に食わなかったり手紙の裏表を間違えたりで5回ほど書き直した。
ゆれるさんとは銀座で待ち合わせ。銀座というと、毛皮を羽織り香水を匂わせた高級な犬のようなおば様方がいるイメージでなかなか足を運べずにいたけど、そんなことはなかった。チワワやダックスフンドや柴犬もたくさんいた。わたしはさしずめブルドッグと言ったところかな。鼻が低いからよく妹からブルドッグと言われる。
千疋屋に入ろうと思ったら11時からとのことで、別のビルの中のカフェへ。いろいろな話をした。ゆれるさんがパンを頬張る姿がとても可愛かった。
メゾンエルメスのビルで奥村雄樹による高橋尚愛展示を見る。同じアメリカを描いてもぜんぜん違うんだなということが面白かった。エルメスのビルのウィンドウは正方形のガラスが敷き詰められた形状になっていて、そのガラス窓から透けて入る陽光もデザインのひとつになっているんだということを教えてもらった。
エルメスを出てすぐ隣にあるソニービルにも立ち寄った。最新の技術を駆使した卓上プロジェクターなどを見せてもらい感動。いつかほとんどの仕事をロボットが行う時代が来るんだろうな〜という話をした。それから、ソニービルにずっと前から欲しいと思っていたHirayama Masanaoさんのステッカーが置いてあり、もうそれは素直な流れで購入した。かわいい。ステッカーと一緒に福岡伸一の『生物の無生物のあいだ』という本も購入。蒼井優大絶賛!と帯に書いてある。
最後に銀座PLAZAへ。観光客を意識した日本風デザインの雑貨がたくさんあって、しかし客層は日本人が多かった。こういうところで雑貨を揃えられるようになりたいという田舎者の変な野望みたいなものが少し燃えた。屋上のテラスから銀座の街を見下ろした。人の歩く速度や車の走る速度などが遅い。

ゆれるさんの写真をたくさん撮ったしわたしもたくさん撮ってもらった。写真を撮られるのは苦手だと思っていたけれど、ゆれるさんが撮ってくれた写真を見たときに、なかなかいい表情じゃんわたし、と思った。

夜更けの電話あなたでしょ

期末試験すべて終わり。キリスト教倫理における安楽死ないしは自殺に関するケーススタディの論述は思ってたよりも難しくなかった。レポートも返ってきて94点で喜んでたら友達も同じ点数でちょっと拗ねる。歴史のテストはもっと早くから勉強始めるべきだったな。そしたら満点取れるテストだったのに。今回の期末試験の心残り。試験終わってから教授とユジョンとスペンサーの四人でご飯を食べに行った。今学期国際疎通局としていろいろな仕事お疲れ様でしたとのことで教授がブッフェを奢ってくれた。お昼ご飯食べてなかったのと久しぶりに食べるまともな食事だったから嬉しくてたくさん食べた。目玉焼き乗っけたチャーハンが一番美味しかった。ご飯食べ終わって教授に大学まで送り届けてもらったあとそのまま3人でカラオケに行った。行く途中、スペンサーが道端の花を二本摘んで私とユジョンにくれた。これは僕の気持ち、らしい。小さな白い花で可愛かったので夜空に透かしたりズボンのポケットに挿したり太ももに載せてみたりして写真を撮った。カラオケでは杏里のオリビアを聴きながらを歌う。夜更けの電話あなたでしょ 話すことなどなにもない making good things better 愛は消えたのよ 二度とかけてこないで 二度とかけてこないでいって言うのは強がりでしょ、かわいい、そんでもってタチが悪い。

NARUTOのなかでイタチが、自分を知るということは全てを成して完璧になることじゃなくて自分ができることと出来ないことを知ること、そして自分が出来ないことを許すことができるようになることだみたいなことを言っていて、自分の今一番痛いところを突かれて落ち込む。今の私に必要なのはきっとそういうことなんですよね。綱渡り上手じゃないのにこれ以上細くしてどうするの。

最後は3人で踊って歌って叫んで帰ってきた。スペンサーがくれた花は帰る頃には首からがっくり項垂れていた。

人の日記を読むと自分も日記が書きたくなる。でも随分日記が書けなくなった。いちばん自分に素直じゃなきゃいけない日記でいちばん自分に格好つけてしまう。わたしはいつも自分に格好つけたいだけなんだよなと思う。大学で勉強を頑張るのも課題を頑張るのも。自分に格好をつけすぎて、本当はクソダサい人間性しか持ち合わせていないのに、友達にも教授にも私は何もかも一生懸命やる偉い子みたいな認識をされている。やめてくださいごめんなさい、私はゴミのような人間性しか持ち合わせていないんです本当は。
生理だった時期からなんだか友達と関わるのが嫌になってしまって友人たちに非はないのにたまに冷たい態度をとってしまって反省する。反省してるのに来学期から友人たちと離れ離れになることにどこか安心している自分がいる。

はてなブログは読者が付くのが目に見えて分かるから嫌だな、違うところのブログ始めようかな、でもずっとはてなブログで日記書いてきたしな、ということをぐるぐる…。ちゃんとしたものを食べたいのに学校の寮にいるとあんまり栄養のあるものを食べられないし300円の学食さえ高く感じられて100円のカップラーメンとかばかり食べてしまう。カップラーメン食べるたびに自分の身体が汚れていく感じがする。もうラーメン食べないぞって決めたのに今日また食べてしまった。

これからはもうちょっと日記を書いていこうと思います。ツイッターのほうも再開しようかな。

課題終わらせて試験勉強しなきゃいけないのに課題終わらないし日記書いてる。バカ

6/3

本当に久しぶりに日記を書きます。昨日22歳になりました。もう22歳。まだ22歳。朝からfacebookにおめでとうメッセージがたくさん届いて、友人たちからはお菓子や手紙をもらって、夜は一生にご飯を食べて、好きなものをプレゼントしてあげるよと言われたのでずっと前から欲しかった香水をプレゼントしてもらった。生まれて初めてつける香水。これからはこの香りをかぐたびに私のことを思い出してください。

ラブアンドピースはダサい

あんまり横文字ばかり使う人を好んではいないんだけど、人間は言語で世界を認識し私とその他を定義し関係づけながら生きているわけだから、当然使う言語が変われば世界も私も思考もすべてが一変するわけで、横文字には横文字にしか形成できない世界体があることを思うと、仕方のないことのようにも思える。わかりやすい例を使うならポエムと詩、相互変換できる言葉だけどニュアンスがまったく違う。英語だとあなたのこと世界で一番愛してるわって簡単に言えちゃう。

例の怪我をした膝が治ろうとしてか傷口からどんどん膿を出すのを見て、それでは私の人間性としての膿を出す場所はここなのかなってふと思った。だとしたら私は何かを治そうとしているはずなんだけど、私の傷口は膿んだままずっと治らない。治ろうして傷口が固まってまた膿んでを繰り返している。つまり根本はあんまり治す気がないのかも。本当はどうでもいいって思ってるのかも。

ラブアンドピース、愛と平和
このふたつの言葉が生み出す世界はいったいどう違うと言うんだろう。私は本当はそんなことはどうでもよくて、ただ、ラブアンドピースはいいと思うけどそのネーミングはちょっとダサくない?というスタンスで生きていたい。